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藤沢今昔・まちなかアートめぐり2011・3 [アート]

 去る10/23(日)を持ちまして、藤沢今昔・まちなかアートめぐり2011
は無事終了いたしました。
多くの皆様のお力添えの賜物と心から感謝申し上げます。

 反省会、報告書の作成と事後作業は山積み。みんな、まだ終わってないからな〜。
そのあたりはまたとして、画像紹介の続きです。


GOTTA.jpg

 GOTTAさんの作品“Give me a Que” 最初観た時はサカナだから湘南繋がり?
とか、Queがクエにも読めて、高級魚だ〜。とか思った。事前の画像や、搬入時に
パーツで拝見したところはビビッドで明快な印象が強かったが、
蔵まえギャラリーのこあがりに置かれると、神棚と不思議な
コンビネーションをみせてくれて驚きでした。もしかすると供物?

エヴァ.jpg

 エヴァ・ホグベリィの作品。邦訳、解釈すれば「失われゆく自然環境や文明歴史の涙」と
いうコンセプトのようです。展示場所は遊行寺境内。俣野大権現の側の桜の樹間。
 遊行寺は正式には「藤澤山無量光院・清浄光寺」と言い、時宗の総本山です。
この宗派の開祖は一遍上人ですが、遊行寺自体は呑海上人の開山といわれ、
14世紀の地元の豪族、俣野景平の弟でした。ここはその俣野氏を奉っています。

ニコラ.jpg

 同じく遊行寺境内の放生池そばのニコラ・セスブロンの作品。風車と風見が
一体となっており、作品を動かすその風、気流は歴史の中の人々の往来や、
この地の時の流れ、変遷を暗示している。そうした思いが込められているようです。

カメラン.jpg

 アマンダ・ボンダソンの母国語、スウェーデン語の造語で言うと「動物」と
名付けられた作品。一見、樹上の後ろから観た愛らしさの印象で前に回ると・・・と
いう訳です。彼女の生命の尊重、尊厳に対する真剣な思いは例えば、動物虐待に関する
強い抗議として表出することを目にして来ましたが、これは特にその眼差しが強く
感じられます。

ASADA.jpg

 ASADAさんのThe Tokaido53 creatures。東海道53次に由来して、53体の
セラミックによる架空の生物が三か所に設置されました。これはその内でも最も
点数の多かった堀内家地所の樹の根元にいるヤツです。
 堀内家は戦国時代、小田原北条氏の分家の玉縄北条氏が現在の大船から藤沢にかけ
権勢を奮っていましたが、その有力家臣であり、江戸期初期には藤沢宿の本陣を
任されていた家系であり、その墓所の残る林はこの地の歴史の重要スポットです。

 また続きます。









 


 
 
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