3/26~28(訂正・加筆）

　3/26。「藤沢文化創造の丘をすすめる会」ミーティング。
次年度の予定等、かたまりつつある。新たに委員会への参加希望者や、
イベントへの参加を検討して下さる作家の方も来いていただけた。

　28。カルチャーでの指導の後、もう夕方だったが、藤沢市北部、
湘南台のアートイベント「まちあそ美」をざっとまわる。
個々にはみるべきものもあるのだが、街自体が比較的新しいためか、
歴史のあるものや、そこまでではなくとも、多層、多重な巷の営みといった
要素の豊富な地域と比べると、どうしてもやや、画一的で町並みに特色を
見出しにくいからだと思うのだが、各展示場所を結ぶあいだの空間の魅力が
やや乏しく感じられてしまう。実際の空間にせよ、マップ上にせよ、
それを補う工夫は何かないものだろうか？
また、場所によっては地図がわかりにくく戸惑う。遠隔地から来て不案内な観客、
年配者、幼いこども連れだと難しいところもある。さらに殆どが営業中の店舗の
中というのも一歩間違うとディスプレイである。店とのコラボレーション的
商品の販売など、面白い試みも少しは見受けられたが・・・。
しかしながら、こうした人と街の日々の営みの中にアートがあることで
現れる気づきや発見を探る試み自体は、廃れず継続されていること自体、
喜ばしくも思う。

　深川ラボのアート・ファニチャー展は今日で終了。今回は残念なことに
会場に行くことができず終い。白濱さんには任せきりですみません。
ただ、先にこのブログでも紹介した展示作品「メゾン蟲」の椅子は、
コレクターの方にお買い上げ頂いたとのこと、良かったです。感謝。




「青条揚羽（アオスジアゲハ）」習作／ワトソン紙、水性色鉛筆