「仏像展」

　8/1（土）から12（水）まで、東京は浅草橋の画廊、
　マキイマサルファインアーツ企画による「仏像展
　／８人のアーティストによる新しい仏像創造」に参加します。
　不慣れにもかかわらず、ほぼ全て立体造形で制作したのと、このところの
　天候から乾きも悪く、準備は時間ぎりぎりとなってしまい、お知らせが遅れました。
　
　このところ絵画で描いてきた「蟲の人たち」と再開した昆虫オブジェなどと、
　子供時代からなぜか魅かれて来た「仏像」というテーマがシンクロしてか、
　手応えの有る制作ではありました。
　尤もまず好きだったのは所謂穏やかな「仏様」では無く「天部」たちの
　方でしたが・・・。ここには元は仏敵でその後守護神となるアシュラなどが
　含まれています。
　気体分子での個展の折のドローイング「八蟲衆（はちちゅうしゅう）」もここから
　きています。今回はあの中のものたちと、過去このブログに登場したものたち
　合わせて６蟲（？）７体が立体で登場します。未だ惑い狂う作者のバチアタリ加減が
　反映して、凡そ安らぎや癒しとは真逆の性格の作品となっていますが
　ちょっとズレて「毒にも薬にも成らない」というのが一番困ったことだろうと思います。
　まあ観る人にとってドクかクスリどっちかになったら幸いだし、そう願っております。
　宜しくお願いいたします。