「くたばれ、インヴェーダー共」/神童 [アート・ロック]
The PRODIGYの新作、“Invaders must Die”のことです。
「カテゴリー」的に適当かどうかは判りかねますが。
もともとダンス系アクト、バンドは疎いし、ロックでもそっち指向が
強くなると熱心には聴いてこなかった(典型的なのがニュー・オーダー)。
プロディジー自体も90年代半ば、多分“The Fat of The Land”以前の認識では
一聴してのキンキン、ブリブリした音触から「ジュリアナ」的チャラさ、
キワもの、イロものっぽいイメージが付いて廻っていたように思う。
ただ、現実にはアルバムデビューからで17年余、その前の所謂レイヴ・シーンの
パーティー屋的活動からはほぼ20年に渡るキャリアが有りながら、新作での
相変わらずの尖り具合はたいしたものです。
恐らくは踊れることは前提としながらも享楽性、甘美さだけには決して流れず、
今の現実への怒り、異和感の芯が通っていることによるのでしょう。
結果、たいていのハード、パンク・ロックよりも不穏でケムタさ、ヤバさ、
殺伐感が著しく高い表現になっていると感じます。特に生は観ていませんが、
ライブ映像、PVなどでその感はいっそう強く伝わるように思います。
「カテゴリー」的に適当かどうかは判りかねますが。
もともとダンス系アクト、バンドは疎いし、ロックでもそっち指向が
強くなると熱心には聴いてこなかった(典型的なのがニュー・オーダー)。
プロディジー自体も90年代半ば、多分“The Fat of The Land”以前の認識では
一聴してのキンキン、ブリブリした音触から「ジュリアナ」的チャラさ、
キワもの、イロものっぽいイメージが付いて廻っていたように思う。
ただ、現実にはアルバムデビューからで17年余、その前の所謂レイヴ・シーンの
パーティー屋的活動からはほぼ20年に渡るキャリアが有りながら、新作での
相変わらずの尖り具合はたいしたものです。
恐らくは踊れることは前提としながらも享楽性、甘美さだけには決して流れず、
今の現実への怒り、異和感の芯が通っていることによるのでしょう。
結果、たいていのハード、パンク・ロックよりも不穏でケムタさ、ヤバさ、
殺伐感が著しく高い表現になっていると感じます。特に生は観ていませんが、
ライブ映像、PVなどでその感はいっそう強く伝わるように思います。
2009-03-31 13:06
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