樹間坊(きかんぼう) [アート]
この作品は、藤沢のアートスペース・ポケットで今年5〜6月に発表したものの
リメイク。現実空間との関わりが一段と絵(ドローイング)を描く様にできたことは
収穫であった。
この場所の背後の、樹々が美しい丘と言うか小山は、地元の旧家の墓山でもあり、
2本のケヤキの間は、どこか異界との窓か扉の印象もあった。
元々、竹馬に乗る人が二本の棒の間から覘く様にも、以前からある空間の隙間に
佇むというか、挟まっていると言うか,逆に見ると、棒の外側は押し寄せ、同時に
押し開かれているとも言える。そうした感覚がつきまとってきていた。
今回この作品ではそうした空間感の表現が幾分か思う方向に往けたと感じている。
2007-11-08 00:28
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0