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我孫子の作品群 [アート]

 
今回、我孫子国際野外美術展では3つの作品を制作した。

 ひとつは先に公開した「阿修羅・考」。参考とした奈良、興福寺の阿修羅像は、
以前から好きな仏像ではあったが、今ここにあって今様の阿修羅に向かおうとしたのは、
やはり時勢についての思いや心持ちが動機になっている。少なくとも「人の道」に悖る、
「修羅の道」の往来のただ中に自らも含め、多くが在るのだという実感は抜き難い。 

 これを中心として右にあるのが「竹馬鹿」。鹿頭のヤツらが竹馬の上下に逆方向に
乗っかっていて、二進も三進もイカないざまである。下のは角(冠?)は立派だがオツムは
全く無い。上のは一応アタマは付いてるが、中身がこんがらかっていて、
補色の角に象徴されるように、矛盾を克服できないカタチしかで表出しないようなカンジ。
もしかしてオレか。まあ、悲しくも滑稽な図である。

 一番左のはこの距離だと判りにくいようだ。2本の樹の間にあるので
「樹間坊」という。これはまた、わかり易い画像とともに記したい。
 


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