蟲筥・常葉蟲 (むしばこ・とこはむし) [アート]
昔から雛飾りとともに飾られた「犬筥(いぬば こ)」という、一対の犬を象った
張り子の小箱があります。子どもを厄災から守る象徴として、また安産の守り神として
飾られてい たもので、雄犬の中にお守りを、雌犬の中に化粧道具を入れたとも言われます。
で、蟲筥(むしばこ)なんてのはどうだろうと・・・
「蟲筥・常葉蟲」(むしばこ・とこはむし)
金属、木材、布、木紛、木紛粘土、アクリル、油彩、等 400×470×130mm 2015年
*上の写真は藤沢今昔・まちなかアートめぐり2015、旧鎌田商店蔵での展示
本当はもう一体で対にしたかったのですが、時間切れで片方はモックアップのみ。
ちなみに「常葉蟲(虫)・とこはむし」は常に青く茂る柑橘類の樹木につく虫、
つまりアゲハ類の幼虫のこと。“アノ臭い”は魔除けになりそう。
もう一体はイラガの仔の予定でした、というか今度作りたい。
“アノ痛さ”も魔除けには良さそうですから。
このように一応「はこ」です。
2016-02-29 17:32
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