第７回「湘南の風」展

　地元・辻堂のアートスペース・キテーネで、第７回「湘南の風」展が始まった。
　ここには2004年の個展をはじめ、教室の子供達の作品展でも４回、正月の色紙展なども
　あっていろいろとお世話になってきたが，親会社の経営上の問題等もあって、
　今年いっぱいで閉廊ということになった。これに伴うこちらにとって最大の問題は
　このところ毎年開催してきた子供達の発表場所。比較的安価で借りれて奇麗で管理も
　しっかりしていただけに、ここが無くなるのはたいへん残念なことである。
　「湘南の風」もある種の無縁性において、湘南近辺の様々な活動領域の絵描きが
　縦断的に顔を会わせる意味は充分あったし、キテーネ自体の存在が地域に根ざした
　メセナ活動的側面も持ち得ていたと思われる。これまでの感謝を申し上げるとともに、
　状況の改善とこうした動きの再開を心よりお祈りする次第である。



　舞舞被Ⅱ／色画用紙に膠、顔料等によるデカルコマニー、水性色鉛筆