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ヴァン・ダ−・グラ−フジェネレ−タ− [アート]

 一昨年、28年ぶりだかで再結成、新譜も出して、コンサートもやっている
 ヴァン・ダ−・グラ−フ・ジェネレータ−は往年の英・プログレッシブ・ロックの中で、
 今、改めて聞いても最も好きで良いと思えるバンドなのである。
 クリムゾン、イエス、EL&P、ジェネシス、ピンクフロイドなどと比べて若い頃の印象は
 味わい深さはあるが若干、地味で難解なイメージだったと思う。
 ただ不思議とほとんどの作詞・作曲を手掛けるボーカルのピーター・ハミルはソロになって、
 間は飛んだりしても結局聴き続けてきた。80年代半ばか、渋谷のラ・ママでのコンサートにも
 行っていた。時代がパンクだニューウェーブだとなっても、あの声と節回しは他の追随を許さない
 ものだったようだ。またサウンド面の音作り自体も、時代が推移する中、従来のスタイルに
 閉じこもらず、それなりの革新を心掛けて来たのだと思われる。
 
 その歌唱は静けさ・優しさや穏やかな現れと、破壊性・殺気や毒を孕む表現の対比、
 推移が圧倒的である。心臓発作を克服した近影は髪の白さも目立つようになったが、
 そのパフォーマンスはロンドンでのライブ映像(ブート/海賊版だが)で見ても衰えてはいない。
 尤も他の3人のオリジナルメンバーも勿論、お年は召してきているのであって、
 是非、元気な内に来日してくれないものかと願ってもいる。

  


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